世界に誇る「美濃手すき和紙」
美濃市で受け継がれる「美濃手すき和紙」は、1300年以上の歴史をもつ伝統工芸です。奈良時代には写経用の紙として使われ、正倉院には美濃の戸籍用紙が残されているほど。その品質は時代を超えて高く評価されてきました。
長良川や板取川の清らかな水に育まれた美濃和紙は、薄くて丈夫、そして柔らかい手触りが特長です。障子紙や提灯に使われるだけでなく、世界の美術館では文化財修復にも欠かせないものとなっています。
暮らしに息づく和紙
美濃手すき和紙は、伝統的な工芸品でありながら、実は私たちの生活に身近なものとして
- 日常に使える紙製品:
名刺や便せん、はがき、賞状用紙など、手に取るたびに和紙の趣を感じられます。 - 暮らしを彩るアイテム:
草木染めの色和紙や透かし模様入りの落水紙は、手作りカードやラッピングにぴったり。インテリアのアクセントにもなります。 - 贈り物にも最適:
しおりやぽち袋、トートバッグなどの小物は、おみやげやプレゼントとして喜ばれています。
美濃和紙は、大量生産の紙にはない“温かみ”があるからこそ、くらしの中で使うとちょっと特別な気持ちになれます。
守りながら進化する和紙
美濃和紙は1985年に国の伝統的工芸品に指定され、さらに「本美濃紙」はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。職人たちは伝統を守りつつ、現代のライフスタイルに合わせた商品を次々と生み出しています。
和紙は自然素材でつくられるため、環境にもやさしい素材。長く大切に使えることから、サステナブルな暮らしにもつながります。
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〜 編集部より 〜
美濃手すき和紙は、伝統工芸品として受け継がれながらも、その時代のくらしに合わせてスタイルを変え、未来へとつながっています。 美濃和紙を日常に取り入れると、心がほっと和みますね。