「だるま観音」として知られる岐阜市・大龍寺では、毎年1月中旬、一年の願いを託しただるまを供養する伝統行事「だるま供養」が行われます。
選挙当選や商売繁盛のイメージが強いだるまですが、大龍寺では家内安全・身体健全・学業成就など、あらゆる祈願が込められただるまが奉納され、そのすべてが丁寧に供養されます。

🟠 炎に包まれる、1万体のだるま
供養当日は、奉納された無数のだるまが高く積み上げられ、
「福竹」と呼ばれる青竹に火が灯されます。
読経が響く中、燃え上がる炎の中へ次々とだるまが投げ入れられる光景は圧巻。
例年、夕方までに約1万体ものだるまが供養され、訪れた人々は静かにその様子を見守ります。
・ 点火は午後1時頃
冬空に立ち上る炎と祈りの風景は、1年の節目を強く印象づけます。
🟠 開催概要(2026年)
開催日:2026年1月18日(日)
※毎年1月12日〜18日の間の日曜日に開催
時間:9:00〜17:00(点火:13:00頃)
会場:大龍寺(岐阜市粟野2339)
料金:無料
休業日:無休
公式サイト:https://www.dairyuji.com/
🟠 アクセス・注意事項
【アクセス】
JR岐阜駅(12番のりば)/名鉄岐阜駅(4番のりば)より
岐阜バス N72〜86(高富方面)
「高富大龍寺前」下車、徒歩約2分(所要約30分)
【注意】
※だるま供養開催時は駐車場利用不可
※公共交通機関の利用がおすすめです

🟠 歴史と信仰が息づく寺
大龍寺の境内には、高さ約5メートルの達磨大師坐像が安置され、また戦国時代には斎藤道三・織田信長・豊臣秀吉に仕えた「美濃三人衆」ゆかりの寺としても知られています。
だるま供養は、単なる行事ではなく、願いを終え、次へ進むための大切な節目。
🟠 冬の岐阜で出会う、心を整える文化行事
1月下旬の岐阜には、派手さはなくとも、
静かに心に残る文化・エンタメがあります。
一年を振り返り、新しい願いへと向かうこの時期。
大龍寺のだるま供養は、岐阜県民にこそ体験してほしい冬の風景です。
※この記事は、2026年1月7日時点のものです。