読書の秋、静かに本と向き合う時間が心地よい季節になりました!
そんなひとときに訪れたいのが、郡上市大和町にある「古今伝授の里フィールドミュージアム」。 東西2kmに広がる野外博物館で、『古今和歌集』をテーマにした展示や和歌・短歌にふれながら、平安の文学世界を体感できる文化スポットです。
📚️ みどころ
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展示館「和歌文学館」
「和歌ってむずかしそう…」と思う方でも安心。明るく開放的な館内では、約1300年にわたる和歌の歴史がわかりやすく展示されています。
なんと全長36mの「古今和歌集絵巻」は必見です。
有名な歌人たちの和歌が絵とともに紹介されていて、“昔の歌の物語”をのぞいているような気分に。 -
短歌図書館 大和文庫
全国から集まった歌集や本が並ぶ図書館。約19,000冊もの歌集が収められ、気軽にページをめくりながら「こんな表現があるんだ」と親しむことができます。
木のぬくもりに包まれた空間で、静かに本を楽しむことも。 -
短歌の里交流館 よぶこどり
2019年に新しく建てられ、読書会や講演会などが開かれる交流の場。名前の「よぶこどり」には“友を呼び集める”という意味があり、文学を通じて人と人がつながる場所です。
和歌や短歌の作品を味わい、語り合うことで読書の楽しみがさらに広がります。
また、カフェやショップも併設されており、散策の合間にひと息つける場所としてもおすすめ。
そのほかにも、国名勝 東氏館跡庭園や東氏記念館など、文学と歴史が響き合う施設があります。里山の景観と調和し、訪れる人をゆったりとした時間へと誘ってくれます。
📚️ 四季の楽しみ
四季折々の自然が楽しめるのも、このミュージアムの魅力。 春は桜、夏は青々とした緑、冬は雪景色と、訪れるたびに違った表情を見せてくれます。 なかでも秋は、紅葉に染まる庭園と文化鑑賞を同時に味わえる特別な季節です。
本や和歌に親しみながら、里山の散策を楽しみ、“読書の秋”を五感で満喫しましょう!
📚️ おすすめの過ごし方
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展示をめぐる
和歌の知識がなくてもわかりやすい展示が多いので、初めて訪れる方でも安心して楽しめます。
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読書を堪能
図書館や交流館では、静かに本と向き合ったり、人と語り合ったりと、自分に合った過ごし方ができます。
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自然とともに
里山の散策や庭園めぐりとあわせて楽しめば、“文学デビュー”にもぴったりの一日になります。
📍 詳しくはこちら
古今伝授の里フィールドミュージアム公式サイト↗
〜 編集部より 〜
読書の秋に、自然と文学が調和するこの場所で、心豊かなひとときを過ごしてみませんか?