秋めいて過ごしやすくなり、家族でのおでかけが楽しい季節になりました。
そんなときにおすすめしたいのが、関市で行われる「関の工場参観日2025」。今年で12年目を迎える人気イベントで、普段は入ることができない工場を見学したり、ものづくり体験ができたりと、大人も子どもも一緒に楽しめます。

子どもも夢中になれる体験がいっぱい!

関市は、日本一の刃物のまち。さらに自動車の部品や家具、印刷など、いろいろな“ものづくり”が盛んです。
工場参観日では、職人さんの仕事ぶりを間近で見られるほか、ワークショップで実際にやってみることもできます。大きな機械みたこともない道具にふれられるので、子どもたちも大興奮!

  • さらに、楽しみ方はいろいろです。
  • ▪️ 気になる工場に直行!
    公式LINEで気になる工場やワークショップを検索して、公式サイトから予約できます。
  • ▪️ 工場めぐりのバスツアー!
    予約不要で2〜3社を回れるので、初めての参加にもおすすめ。
  • ▪️ スタンプラリー!
    工場を回ってスタンプを集めると、製品や景品がもらえるチャンス。
  • 家族みんなで一緒にチャレンジできるから、「今日はどこを回ろうか?」と話し合うのも楽しい時間になりますね。

 

「関の工場参観日」とは?

「関の工場参観日」は、2014年にスタートした“ものづくり体験イベント”です。
刃物をはじめとした関市の産業を、市民や来訪者にもっと知ってもらうことを目的に始まりました。近年は職人の高齢化や後継者不足といった課題もある中で、地域の誇る技術を「見て・知って・体験する」ことで、地元企業の魅力を再発見し、まちへの誇りや愛着を育む機会となっています。

イベントの理念

このイベントには、こんな想いが込められています。

VISION(めざす姿):「地域全体に好循環を生み出す」

企業が元気になることで地域も活性化し、知名度や来訪者が増え、さらに企業の活力につながるという“良い循環”を目指しています。

MISSION(使命):「職人プライドの向上」「関の工場のファンづくり」

工場を開放して見学やワークショップを行い、職人が自分の仕事に誇りを持ち、関市の工場や産業を好きになってもらうことが目的です。

VALUE(大切にしていること):「みんなが主役、みんなで協力」

工場同士が力を合わせることで、一社だけではできないことを実現し、目先の成果だけでなく、中長期的な視点で取り組んでいます。

PURPOSE(目的):「各企業の発展」

参加することで、自社の魅力をPRできるだけでなく、人材育成や企業間交流など、未来へつながる発展が期待されています。

 

基本情報

日程:2025年11月13日(木)、14日(金)、15日(土)

時間:9:00〜17:00

会場:参加事業所の工場インフォメーション会場「せきてらす」

公式サイト:関の工場参観日2025↗

 

過去の関の工場参観日

 

〜 編集部より 〜
「関の工場参観日」は、見学や体験を通して“ものづくりのまち・関”の魅力をたっぷり味わえる3日間。
きっとお母さんやお父さんのほうが「ちょっと行ってみたいな」と思いながら、子どもに「一緒に行こうよ」と声をかける…そんな姿が目に浮かびます。
技術に触れる体験は、家族の思い出に残る時間になりそうです。