郡上八幡の「郡上本染 鯉のぼり寒ざらし」作業が2026年も行われます。
岐阜県郡上市の宗祇水周辺では、澄みきった冬の清流に色鮮やかな鯉のぼりが並び、静かな川面に浮かぶ幻想的な風景が広がります。
この時期ならではの光景は、郡上八幡ならではの冬の風物詩として、毎年多くの人を魅了しています。

🔵 郡上本染と「寒ざらし」
郡上八幡では、江戸時代から続く伝統技法「郡上本染」によって、鯉のぼりが作られてきました。
その仕上げの工程として行われるのが「寒ざらし」です。
ここでは、公式観光サイトの説明を引用してご紹介します。
郡上八幡の冬の風物詩、郡上本染めの鯉のぼり寒ざらしが行われます。
この鯉のぼりは「カチン染め」と呼ばれる技法を用い、目やうろこの色を付けない輪郭線にのりを置き、大豆の搾り汁を混ぜた染料で色付けをします。寒ざらしは、冷水でのりを洗い落とす作業工程を一般公開するものです。
※引用元:郡上八幡観光公式サイト
https://tabitabigujo.com/event/gujohachiman_honzome_kanzarashi/
🔵 寒ざらしの日時・会場
【日時】
・2026年1月20日(火)13:00〜14:00(約1時間)
・2026年2月8日(日)10:00〜11:00(約1時間)
【会場】
岐阜県郡上市八幡町
宗祇水付近(吉田川・小駄良川 合流付近)
※河川の状況や天候により、時間・会場が変更となる場合があります。
🌙 前日開催|寒ざらしライトアップ
寒ざらしの作業前日には、鯉のぼりのライトアップも行われます。
冬の夜の川を泳ぐ巨大な鯉のぼりがやわらかな光に照らされ、昼間とは異なる幻想的な風景が広がります。
【ライトアップ日時】
・2026年1月19日(月)17:00頃〜
・2026年2月7日(土)17:00頃〜
※天候等により中止・変更となる場合があります。
🔵 みどころ
・冬の清流に並ぶ、色鮮やかな鯉のぼりの風景
・職人の手仕事を間近で見られる貴重な機会
・町なかで見学でき、観光や散策とあわせて楽しめる立地
また、作業前日にはライトアップも実施され、夜の川面に浮かぶ鯉のぼりが、昼間とは異なる幻想的な表情を見せてくれます。

🔵 おすすめの楽しみ方(関連情報)
寒ざらしの開催にあわせて、関連イベントや展示も行われます。
🖼 郡上本染展
開催期間:2026年1月19日(月)〜2月8日(日)
会場:郡上八幡旧庁舎記念館
郡上本染の歴史や技法、鯉のぼり文化を紹介する展示で、寒ざらしとあわせて見ることで、理解がより深まります。
昼は寒ざらしの作業見学、夜はライトアップ、合間に町歩きや展示鑑賞を楽しむのもおすすめです。
📌 情報のまとめ
郡上本染 鯉のぼり寒ざらし
作業公開日時:
・2026年1月20日(火)13:00〜14:00
・2026年2月8日(日)10:00〜11:00
ライトアップ:
・2026年1月19日(月)17:00頃〜
・2026年2月7日(土)17:00頃〜
会場:郡上市八幡町 宗祇水付近(吉田川・小駄良川 合流付近)
アクセス:郡上八幡駅から徒歩約20分
問い合わせ:郡上市 商工観光部
TEL:0575-67-1808

〜 編集部より 〜
冬の澄んだ空気と清流、そして長く受け継がれてきた職人の技。
「鯉のぼり寒ざらし」は、郡上八幡の文化と暮らしが静かに息づく、冬ならではの風景です。
この季節にしか出会えない郡上八幡の魅力を、ぜひ現地で体感してみてください。
※この記事は、2025年12月22日時点のものです。最新情報は公式サイト等でご確認ください。